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亀山公園菖蒲園

 この菖蒲園は、13.4haの広大な敷地の亀山公園の中にあり、平成10年に既設の菖蒲園の西側に4,000m2を増設して施設の充実を図りました。
 市の花である「花菖蒲」を市民の皆様により一層親しまれるもの、身近なものとして感じていただけるよう毎年この時季に「花しょうぶまつり」を開催しており、今年で20回目を迎えます。

 園内には、100品種、約1万2千株の花菖蒲が植えられており、県下最大規模の菖蒲園となっております。
 ここは、もともと亀山城の濠(ほり)跡(あと)で、以前は田んぼとして利用されておりました。そして、下の池は、濠(ほり)の名残りです。
 この濠に面して、ますみ児童公園の北東の端に三重櫓(やぐら)、北西に本丸西多聞櫓、そしてこの菖蒲園の入り口には、関見櫓があったところです。
 また、反対側(北側)高台の北公園には、もと藩主の別荘があったところで、多くの文化人が訪れていました。

現在の「花菖蒲育成状況」をお知らせいたします。

菖蒲の見頃は過ぎてしまいましたが、代わって沿道の紫陽花が見頃を迎えております。今年で三年目となる1号団地・4号団地は植え替え作業を行っております。
来年度も5月下旬ごろから開花状況の更新を行ってまいりますので是非ご覧ください。

 

 平成29年6月21日現在の菖蒲園
花菖蒲育成状況 写真-1 
花菖蒲育成状況 写真-2 
花菖蒲育成状況 写真-3
花菖蒲育成状況 写真-4

 

「第20回花しょうぶまつり」は終了しました。

今年の花しょうぶまつりも市内外からたくさんの方にご来場いただきました。
菖蒲の開花は5〜6割程度と少し寂しい状況での開催となりましたが、地元団体様の出店や野点、記念ミニコンサートも大盛況となり、国体マスコットキャラ「とこまるくん」も来場者に大人気で大いに盛り上がった内容となりました。ご来場いただけました皆様に心から感謝申し上げます。
なお、菖蒲の見頃は天候にもよりますが、6月11日(日)あたりまでと予想しておりますので、是非、亀山公園花菖蒲園へと足をお運びください。

 第20回花しょうぶまつり会場風景
第20回花しょうぶまつり 
第20回花しょうぶまつり 
第20回花しょうぶまつり
第20回花しょうぶまつり

   

亀山公園花菖蒲園一口メモ(1)

亀山城の濠跡に作られた菖蒲園

亀山公園は亀山城跡を中心に、昭和35年より整備が進められました。図書館や青少年研修センター、野外ステージ、芝生広場、菖蒲園、ますみ公園、北公園など多くの施設を有する総合公園です。総面積は約13ヘクタール。広大な敷地の園内には、三重県で唯一現存する城郭建造物、多門櫓(県の文化財の指定名称では多聞櫓)があります。
春にはその周辺の桜が美しく咲き誇り、歴史ある趣に華を添えます。市街地中心に位置しており、市民の憩いの場にもなっています。現在の菖蒲園は、既存の菖蒲園西側に4千平方メートルを増設したもので、平成10年に開設されました。菖蒲園が造成された場所は、もともと亀山城の濠跡。以前は田んぼとして利用されていました。

菖蒲園は6面に分かれ、園の駐車場から階段状に下っていくように配置されています。
ハナショウブは連作障害を起こすので、3年ごとに土を交換し、株を植え替えます。
1年目、2年目、3年目の花が、それぞれ2面ずつあることになります。花は3年目がもっとも見応えがあるそうです。

亀山公園花菖蒲園一口メモ(2)

100種、1万2千株

 現在、栽培されているハナショウブは102種、約1万2千株。例年5月末頃から花を付け始める早生の品種から、中生、晩生の品種までを揃えています。花の命は3日ほどですので、少しでも長い期間、花を楽しめるよう工夫されているのです。
また、ハナショウブは1本の茎に2度花を付けます。一番花が咲き終わるとこまめに摘み取り、二番花を咲かせるよう手入れも行き届いています。各品種をまとめるのではなく、バラバラに植えている菖蒲園もありますが、亀山公園菖蒲園では品種ごとに列を作って植えています。色の配置も考えられていて、満開時には多彩な花のラインが連なり、周囲に咲くアジサイと相まってまるで美しい絵画を見るようです。

亀山公園花菖蒲園一口メモ(3)

改良を重ねた伝統園芸植物

 ハナショウブは、草原や湿原に自生するノハナショウブを人の手によって改良を加えられた園芸植物です。交配するごとに色や形に変化が見られ、これまでに5千を超える品種が作られました。
 特に品種改良が盛んになったのは江戸時代後期で、武士階級の間で愛好されました。ハナショウブの「しょうぶ」が、武道や武勇を重んじる「尚武」に通じるために好まれたとも言われています。やがて庶民にも広がっていき、全国で改良が重ねられました。
 品種は大別すると、改良・育成が発展した地域にちなんで江戸系、肥後系、伊勢系の3系統に分けられます。
 江戸系は江戸っ子好みの、姿が整ったすっきりした形の品種が多く、庭園などで群生させて楽しむように作られたために、草丈が高いのも特徴です。
 熊本では、江戸系のハナショウブを鉢で鑑賞する目的で改良が行われました。ですから肥後系は大輪で堂々とした風格があり、豪華さが際立っています。
 そんな肥後系に対して、三重県松阪地方を中心に改良された伊勢系は、はかなげで女性的に感じられます。三英(3枚の花びら)が基本で、ちりめん状の花弁が垂れ下がって咲く様はとても優美です。
 ここ亀山公園菖蒲園では「長生殿」「清少納言」などの江戸系、「桔梗小町」「麗月」などの肥後系、「津の花」「曙光」などの伊勢系の、3系統とも楽しむことができます。また、明治期以降アメリカに伝えられて改良された「ピンクフロスト」や「フレックルド・ゲイシャ」など、アメリカ系と呼ばれるハナショウブも数種、植えられています。

亀山公園花菖蒲園一口メモ(4)

見頃に合わせてまつりを開催

 亀山市では昭和49年、「市の花」にハナショウブを指定しました。ちなみにハナショウブは「三重県の花」(昭和45年指定)でもあります。
 市の花であるハナショウブに親しんでもらおうと毎年6月の上旬、亀山公園菖蒲園では「花しょうぶまつり」が開かれます。20回目を迎える今年は6月4日に開催。
 まつりの日程は例年、見頃を見極めて決めています。 当日はハナショウブの栽培指導(販売)、写真コンテスト、写生大会、野点などが行われます。地元農産物や特産品の販売をはじめ、石水うどん、みたらし、フランクフルト、ポップコーンなど出店も盛りだくさんです。
 花を愛でながら散策したり、カメラを向けたり、ときには出店をひやかしたりと、楽しみ方もいろいろ。梅雨時ですので雨が降るかもしれませんが、雨に濡れたハナショウブもまた風情があります。
 もちろん花しょうぶまつり当日以外でも、菖蒲園は広く一般に公開されています。遊具が多く揃うますみ公園も近くあって、家族連れで初夏の1日を過ごすのにもおすすめです。ハナショウブは6月下旬まで楽しめます。

アクセス(Yahoo!地図) 住所:三重県亀山市西丸町568―3

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アクセス(Yahoo!地図)


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